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五輪さん

ある歌詞の検索をしていたら、面白いブログに行きあたった。
若そうな女で、歌のコーナーには童謡が多いのだけど、時折、私にも懐かしいような歌が。多分、リアルタイムには聴いていない。その距離感が心地よい。
その中に、五輪真弓の「恋人よ」があった。
「この歌は、木田高介の死に悲嘆する、葬儀での彼の妻の姿を書いている。」

そうだったのか。木田さんといえば、拓郎のアルバム「人間なんて」で、加藤和彦さんと共にディレクター、アレンジャーとして載っている。31歳の若さで、交通事故で・・
五輪真弓にとっても、最初のプロデューサーでもあったらしい。
その葬儀で目の当たりにした妻の悲痛な姿が、この歌を書かせた。


♪恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ

亡くなった夫に「恋人よ」と呼びかける過酷さ。

♪そしてひとこと この別れ話が
 冗談だよと笑い飛ばして

なんという悲痛な叫びなんだろう。


五輪真弓最大、もしかしたら唯一のヒット曲「恋人よ」。
そんなに好きではなかった。何度も耳にしていたけれど、少々ドスの効いた声で、歌い上げるのを聴いていると、「この歌しかないのか」という^^;
だから、有名なのかもしれないこのエピソードを知らなかったんだね。

私は、もしかしたら、五輪真弓のアルバムを借りて、この歌をじっくり聴くことになるかも知れない。
そして、「この別れ話が 冗談だよと」・・・泣いてしまうかな。


72、3年頃、私は買ったばかりの、五輪真弓の「少女よ」というアルバムを、喫茶店に置き忘れたことがあった。
1,2度聴いて、貸して、返してもらった時だったんだろうか。
あ!と気がついたけど、取りに戻らなかった。
電車にもう乗っていたから。面倒くさい、いいや、と。
私は、ただ、今度こういう歌手が、という話題に乗りたかっただけなのかもしれないし、少々お小遣いに不自由していなかった当時、買って、みんなに回す、その役目を買って出たかっただけなのかもしれないし・・・
だって、どんな歌だったのか、すでに忘れている・・・

それにしても、加藤さんと、木田さん、「人間なんて」のディレクター、二人共亡くなってしまっているのだと、改めて。