長崎旅行③-1
今日は島原鉄道に乗ります。
島原まで行って観光したり、雲仙まで足を延ばして温泉につかったり、そんな旅行もしたいけれど、一人で勝手に出かける「私だけの」旅だもの、あまり贅沢は出来ない。

だけども、島原鉄道、いいなぁ。黄色い列車乗りたいなぁ。この次、そういう機会があるかしら。
予定を組み直して新しいプランを作る。もしも台風で今回の旅行が流れたらそうしよう。なんて、なに期待してんだか。
お天気はどうにか持つみたい。
天気図など全く読めない私だけれど、台風は長崎には来ないような。

未練たらしく島原鉄道のHPを何度も見ます。駅ごとの情報も載っている。
ん?大三東(おおみさき)?海に一番近い駅だって。誰もいないホームに、黄色いハンカチが揺れてます。幸せの黄色いハンカチ?
ガチャがあってハンカチ買えるんだって。

拓郎の「MUCH BETTER」というアルバムがあるでしょう。私、80年代の拓郎は、少々の空白期間もあってよく知らないのだけど、サッポロビールのCMで「すなおになれば」が流れていた。
今、こういう歌を歌っているんだ・・・なんとなく買った「MUCH BETTER」。
私、案外あのアルバム好きでした。
打ち込みがどうの、音がどうの、そういうのはわからない。全曲拓郎作詞(泉谷さんの歌を除いて)というのもうれしかったし、
あのジャケット!いろんな笑顔の拓郎があちこち向いて、そのどれも可愛くて、私の好きなジャケットベスト4位くらいかも。
この中の「気がついたら春は」。なんか歌謡曲っぽい、「幸せの黄色いハンカチ」みたい、なんて思ってた。

♪この言葉だけは言いたくなかった 「待って居てくれ」と
♪僕よりも先に あの場所についたら コーヒーのうまい店で待っていてくれないか

どこが黄色いハンカチ?と言われるかもしれない。この歌に惹かれる人は、あまりいないかもしれない。
だけども、私の中では拓郎の「春の歌何部作」の一つで、たまーに、3年に一度くらい?聞きたくなるのです。
願い事などないけれど、私もハンカチに何か書いて吊るしておきたいな。
「拓郎 待ってます」とか?(笑)

「呑み鉄」よろしく、ビールなど飲みながら、車窓の景色を楽しむ。ただ空や海を眺めて、のんびり乗っている。
帰りの上り列車が来るまで、やっぱり駅で、ぼーっと時間をつぶす・・そんなのもいいじゃない?
時刻表を調べ始めます。朝行って午後には帰って来れるなら・・よし!行こう。
効率のいい接続見つけてルンルンしてたけど、乗り換え時間、大丈夫かなぁ。大丈夫だから検索に出てくるのでしょうけれど、初めての駅、マゴマゴして間違えることもあるだろうし、
私は最近「うっかり」が多い。忘れ物をして慌てて戻ったり。年だからねぇ。もう少し余裕がある方が安心よねー。
それに、お天気も心配。晴れのち時々雨と言われても。「のち」が何時頃なのか、時々の雨はどの程度なのか・・
降るのは午後からなのかなぁ・・なんとなく早めの方が安心なような様な気がする。もう少し早い列車にすることにしました。

案の定というか、長崎から諫早に行く列車は何本かあって、登って行ったホームは、あれ?遅い発車。違ってました。慌てて戻って隣のホームへ。
こういうこともあるからね・・・ほっ。
車内は通勤通学の時間も過ぎて空いていたけど、なんだか不安。
黙って座っていれば着くのはわかっていたし、大きな駅だもの降り忘れる心配などないのに。
電光掲示板の案内や、うるさいほどのアナウンスに慣れてしまっているのかな。

諫早での乗り換えはすぐわかりました。時間に余裕があるので、駅員さんに聞かなくてもいいことを聞きます。
大三東(おおみさき)まで行きたいんですけど、帰り、無人駅はどうやって切符買うんですか?・・ネットで調べて知っているのに。
でも、駅員さん、うれしそうに詳しく話してくれましたよ。
大三東は人気の駅なのでしょうね。大三東に行かれる方に、という張り紙もありました。

座れなかったら?という心配など無用。通路を挟んだお隣のご夫婦は、靴脱いで向かいの席に足延ばしていました。
平日だもんね。私ものんびり窓際に座る。足は延ばさないけどT_T
ビールは買わなかった。朝っぱらからビールという雰囲気でもないのがわかる。
車内は冷房効き過ぎ、と思ったけれど、窓からの日差しが強く暑いくらい。良く晴れたね。

わー、田んぼが綺麗!空が綺麗!空が広いと雲も広い!

これまで車窓から田んぼや畑など、何度見たことか。だけど、こんなに広々とした光景に出会ったことはなかったと思うくらい、ほんとに広いんです。

だんだん海が見えてきます。
古部(こべ)という駅のすぐわき、柵の上に澄んだ水が見えました。


駅名の読み方が独特ですね。
神代は、「じんだい」でも「かみしろ」でもなく、「こうじろ」と読むらしいです。「鍋島邸前」だって。あの鍋島焼の鍋島かなぁ。
焼き物に詳しいわけでなく、前、鍋島出身の人を知っていたから。
多比良駅ホームには大きな「国見高校」の看板が。私でも知っている。サッカーと言えば国見だった時期が。
有明湯江(ありあけゆえ)に着きます。次はもう大三東(おおみさき)だ!
一時間は早かった。外の景色を見て、駅名見てたらあっという間でした。

ここが大三東駅、これが黄色いハンカチ。



みんな写真を撮ってます。三脚持参だったり、隣のホームから撮ったり。まるで撮影会。何人くらいいたでしょうか。
外人さんも多かったような。
私も真似して向かいのホームから


ガチャをします。おみくじも入っている。末吉だってT_T 丁度いいスペースが用意されていたので、ここで書くのかと思ったら、油性マジックがない!
置いてあったような雰囲気はあるのだけど。ペンの事など考えなかった。普通、そこまで準備して来ます?バックに入っている細いボールペンじゃぁねぇ。
聞いてみようにも無人駅だもの。あたりにコンビニなどあるわけもない。
仕方ない。そのまま持って帰ることにした。

外に出てブラブラしてみよう。と、車で帰る人、結構いるんだね。
酒屋さんがあった。飲み物買うしかないよね。おつまみも少々。
駅構内では飲食禁止と書いてあったけど、ホームに残った人は、皆、ベンチで飲んでいる。私も飲もう。
カンカン照りの良い天気だもの。水分補給しなきゃ。アルコールは水分補給にならないというけどね。

下の岩場に降りている人がいた。私も行ってみよう。
細い防波堤の上を歩くのは恐々だったけど、降りる階段があるところまで、ゆっくり、ゆっくり、足を滑らさないように。


転んだらどうしたんだろ。結構大胆な私なのでした。
そっと水に触れてみる。冷たかったのか、温かかったのか、もう忘れてる。だって、普通のなんてない岩場だったんだもの。
ちなみに私、子供の頃「おてんば」と言われたことはないですT_T

もう一度風に揺れる黄色いハンカチを眺めながら、そういえば乗って来た列車、黄色じゃなかった・・・
と、男性二人連れが、同じ事を考えていたのか、そういう話を始めた。
上り列車がやって来る・・・あーあ、黄色じゃなかった。「折り返しだから同じ車両で仕方ないんだよね」男性の一人が私の顔を見て言ったような。
なんか、同志!と言う感じになって、私も、残念ね、と返事する。
そっか、マニアは電車の色を調べて乗るのか。その「同志」は、まだ初心者なのか。
黄色いハンカチに黄色い列車、それは映えるわ。また来ることあるかなぁ・・ないだろうなぁ・・・

諫早駅に着くと、長崎方面シーサイドライナー、ホーム変更の案内が流れた。
丁度シーサイドライナーの時刻なんだ。それだと早いんだよね。タッタとそのホームに向かう。諫早駅で何か見よう、というのも忘れてる。

2に続く
2023.09.06 11:39 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 旅行 | com.gif コメント (0)
長崎旅行②
ある方に長崎美術館を教えて頂いた。HPを見たら、なんて素敵な美術館なんだろう。
基本情報や設計コンセプトなどを読んでは、良いなぁ、行ってみたいなぁ、と思っていました。

http://www.nagasaki-museum.jp/
http://www.nagasaki-museum.jp/about/facility/

設計は、日本設計/隈研吾さんが手がけたものだそうで、いかにも隈研吾さんという感じがします。
なにが「いかにも」なのか、わかっているわけではないけれど^^;
美術館棟とギャラリー棟を結ぶ「橋の回廊」にカフェがあるそうで、そんなところでゆっくりお茶が飲めたら、どんな素敵な時間が持てることか。
ミュージアムショップでは、どの土産買おうかな・・・「期待」が、どんどん膨らみます。

長崎に行くことに決めた!
どうせ行くなら見たい企画をやっているときに。
「イッタラ展」、北欧のガラス食器にはちょっと憧れる。見てみたいなぁ。
9/3までか。旅行は8月の末と思っていたから丁度いい。最後の週にの平日に決めた。

着いたら、まずは写真を1枚。

美術館の素敵な写真は、あちこち溢れているから撮るまでもないのだけど、その日の時の私と空の色を残して置くために。
これが運河かぁ。向こうに見えるのが回廊にあるカフェ?なんて思いながら見ていたのです。

そのカフェを覗いてみたら、あらあら、満席だ。ランチタイムもとっくに過ぎた午後の中途半端な時間。ガラガラかと思ったのに。子供連れもいっぱいで、ファミレス状態。
「出直して来よう」。先に「イッタラ展」に行く。
入ってすぐの大きなガラスのお皿が綺麗。写真を撮ってもいいのですって。



北欧のガラス食器は、無駄な線がなく、すきっとして色も綺麗だね。一生懸命メモを取っている人もいたけれど、私はただ眺めるだけ。
今見て「きれい・・」それだけで。

奥の方に進むと、ミナペルホネンの皆川明さんと、隈研吾さんのインタビュー映像が流れていました。
皆川明さんは、数年前イギリスのリバティと組んだ生地(スリーピングローズ)が人気になるまで知らなかった。
隈研吾さんは、有名だから・・・何時と言うこともなく、なんとなく。
隈研吾さんは、2年前、「イッタラ表参道」の開店に関わっているんですね。そういう繋がりもあったのかぁ。竹のような長い照明が何本も上からぶら下がって、印象的な店内。
「縦なんだなぁ」・・・。その実物も展示してありました。

併設のショップで、フクロウのピンを買おうと思っていたけれど。
これまで旅行に行って「ふくろう」の置物などを見つけると、フクロウを飼いたいと言っていた夫へのお土産として買って、仏壇に供えて来たから。
でも、なんか可愛くないんだよね。これ買ってどうするんだろう・・・やめちゃった。
素敵なグラスも沢山売っていて、良いなぁ、と思ったけれど。高価な食器を買って大事に使おうなんて、若い時に考えること。
今はもう、増やさないことしか考えていない。

昔、夫の誕生日にちょっと奮発してクリスタルのウイスキーグラスを買い、夫が亡くなった後は、長男が引き継いで使っていたけれど、
ある時、あの子が手を滑らせて割っちゃったんだよね。私じゃなくて良かった。謝る息子に「割れるものだから、仕方ないのよ」
そう、食器は割れる。だからこそ大事に扱う、という考えもあるけれど、もうそういうものにお金をかける余力がもない。
お世話になった方に一つ、とも思ったけれど、喜ばれないような気がするし、値の張る物は負担になる。

結局、何も買わなかった。ここでしか買えないものもあったかもしれない。
でも、いいんだ。
拓郎グッズは買わなくて、今頃、後悔しているけどね。

今、ハイクアウトのHP見ると涙が出てきちゃうの。
http://www.hikeout.biz/
なんでグッズなんかと馬鹿にして買わなかったんだろう、買っておけば良かったという後悔、というか、
森野さん、私達のために、こんなに色々考えてくれたのに、なんのお礼も言わなかったなぁ、今、何をなさっているのかなぁ、とか。
2009年中止になった「つま恋」でお話ししたことなどを思い出し、あの時も、中止になっても「つま恋」までやって来る(だろう)私達のために
グッズコーナー開いてくれていたんですよね。掛川限定2009年バージョンの緑のTシャツを、「お茶みたい」とぶつぶつ言いながら買った私。
あの「お茶の色」のTシャツ、今も着ている・・もうユルユルだからほとんどパジャマだけど。
*脱線ばかりでごめん。でも、皆さんもお時間あったらhikeout、覗いてみて下さい。
 もう更新がなくても、このサイトをそのまま置いておいて下さることに感謝して。

さぁ、もう一度カフェに行ってみましょう。今度は空いていた。
長崎抹茶のかき氷にした。
ふわふわのかき氷って、食べたことないのです。何時の頃からか、「かき氷」がブームになって、特に若い子に人気。
いろんなかき氷が出回っているのは知っていたけど、行列に並んでまで高いお金出して「かき氷」を食べる気になれなくて。
あら!ふわふわ・・・。美味しい!
そのかき氷は、初めての食感でした。それほど冷たい感じもせず、食べやすい。頭が「きーん」とならない。なるほどねぇ。

上を見上げると、梁が・・いいなぁ、この感じ。ここは、向こうとこっちを繋ぐ橋梁なんだよね。

あの梁の上は空なのかしら。
風船飛ばしてみたいなぁ。
下は運河です。運河と言われなければわからない「水たまり」だけどね。

向うの席の男の子は「特製パフェ」を食べていたみたい。
トムとジュリー、やっていたんだ。だから子供連れが多かったのね。
ふと見ると、新しいお客さんが入って来る。お店の外には待っている人が何人もいる。
あまり長居しちゃ悪いわ。

屋上庭園に行ってみる。ギャー、暑い!
直に照り付ける太陽がじりじり痛いみたい。これはダメだ。
「たぶん回廊」の上をそっと歩いて渡ってはみたけれど、それだけで早々に退散。せっかくの屋上庭園のなのに、この暑さじゃ花も咲かないわ。
エレベータで一階のショップまで。
ここもHPで見た時は、欲しい物がいっぱいあったような気がするけれど、手に取ってみると、買わなくてもいいような・・ケチなのかな私。
絵葉書は買った。「黒はないんですか?」聞いてみたら一言、「ないです」。
結局、そこでは220円しか使わなかった。

夕暮れの海を見ながら出島ワーフで夕飯を、と思っていたけれど、火、水はお休みのお店多いんですね。
一人でイタリアンもなぁ・・。山盛りのマグロもなぁ・・。雨も少し降って来た。ホテルに戻って考えよ。確か割烹屋さんがあったはず。

その割烹屋さん、あたり!でした。
お一人様カウンター席専用お得メニューというのがあってね、あまり食べられない私にはぴったり。
飲み物一種類と「突き出し」とお刺身と。選べるメニューと一品と。それで十分。
そのお刺身が「あら!」少々の歯ごたえもあって、美味しかったのです。考えてみれば、長崎は海の幸が豊富な所。
駅の「かもめ市場」で海鮮丼でも食べれば良かったかなぁ。食べきれないのがわかっているから、どうしても敬遠してしてしまうんだけど。

お風呂に入って、コインランドリーの予約をして、コンビニで買った缶チューハイなど飲みながら思います。

美術館では、私が思い描いていた時間を過ごすことは出来なかったけど、長崎の美術館だもの、地元の子供達で賑わってこそ。
夏休みの最後に、美術館に連れて来てもらい、トムとジュリー楽しんで、特別パフェなんか食べさせてもらって、
帰りには日の暮れるまで、隣接の水辺の公園でいっぱい遊んで・・・それは、とっても素敵なことだ。
この建物の素晴らしさなんて、その時はわからないかもしれないけど、ふと、何かの折に、「綺麗な建物だったな」と思い出すかもしれないし、
パフェが美味しかった、でもいい。
長男が小さい時、よく連れ出してくれた叔母が言っていた。覚えていなくてもいいんだよ、行ったことが大事なんだ、って。
それに、絶対どこかに残ってる。

来年の春には「さくらももこ展」だそうで、子供たちが楽しめる、参加できる美術館。
「県民の美術館」だもの。
ただ、欲言うと、私好みの絵があったらもっと良かったなぁ。私好みって?・・・特にないけどね。
2023.09.04 14:47 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 旅行
長崎旅行①
長崎には以前行ったことがある。
10数年前、夫が佐世保に転勤になって、その手伝いに一週間ほど滞在していた時、一人で長崎市内に行きたくなって行かせてもらったのだった。

2006年だったと思うのだけど、2006年は「つま恋」の年。私は、春に夫の転勤先に一週間いて、9月に「つま恋」行ったのだろうか・・・
同じ年の出来事という感じがしない。なんでも拓郎軸に考えなくったっていいのだけど。
昭和何年、平成何年というのは素通りしても、1996年、1998年、2002年、3年、2019年・・
西暦で言われると、拓郎のLIVEがまっ先に浮かび、その年の出来事と溶け合わなくて、あれ?っと思ってしまうのです。1年に2つの世界があるみたいだ。

何故、今年は長崎なのか、って?
一つには、長崎美術館に行ってみたかったことと、長崎は?と人に勧められて、そうしようかなと思ったら昔が思い出されて、なんだか懐かしくなったから。


観光案内所でもらった小冊子や地図を片手に、あちこち印を付けながら歩いたこと。
初めて乗る長崎の路面電車、その速さにびっくりしたこと。迷いながらでもその通りに行けば、ちゃんと目的地に着くこと。
歩きながら何を思おうと何を感じようと、自由であること。空も海も、どこにだってあるけれど、自分で遠くに来て感じた空は、そこにしかないこと。
名所旧跡にはたいして興味もなく、地理歴史にも疎いけど、知識なんか重ねなくったっていい、
ただブラブラしていれば、いい。
あの時の長崎が、もしかして、私の一人旅の始まりだったのかもしれないです。
それに・・今回の長崎旅行で、夫の事を少し思い出すなら、たまにはそうしなくちゃね。
なにしろ、長崎と佐世保が別々の転勤だと思っていたくらいだから^^; えー、佐世保転勤はどこに入るのだっけ?なんて。
長崎県佐世保市じゃんね、馬鹿。


一日目
早い時間の飛行機を選んでしまうのは、なんでも「早め」の夫に慣らされたせいでしょうか。
7時過ぎの便に乗るには・・・早起きと言うより、夜中に目が覚めて、そのまま起きてしまいました。
飛行機の中で寝ればいいや。眠れないんですけどね。

このANAとコードシェアのソラシドエアには、「ソラタイム」という音楽を聴いたり映像を見たりできるサービスがありました。
スマホの設定が面倒そうだったけど、やってみた。その中に「フライトマップ」というのがある。
だいたい、飛行機がどこの上空を飛んでいるのかなんて、まったくわからない私。せいぜい「富士山が見えます」というアナウンスに「あ!富士山だ!」と思うくらい。ちょっと見てみようかな・・

スマホの画面に映すくらいだから、地図も小さくて、詳しくはわからないけど、kobe過ぎたんだ、次はokayama?くらいのことはわかる。
わかったって、眼下は空の上の雲で、何も見えないのだけど。
ちょっと目を離すと、あー!もう広島!飛行機は早いですね。すぐに福岡まで行ってしまう。
寝るどころでなく、ずっと見てました。長崎に入ったら、画面の小さな機体が向きを変えたような。高度もだんだん下がって来たような。
下に見える海のようなのは大村湾かなぁ。ぐんぐん下がって、飛行機のお尻が水面に触ったらどうしよう・・なんて、そんなことがあるわけはなく、
すぐに陸地で滑走路なのでした。新発見をしたようで、なにか、うれしい。

自分で言うのもなんだけど、少なくともそういうスマホの設定が出来て良かった。これも拓郎のお陰。
だって、拓郎じゃなきゃ、たぶん私はネットをしていなかった。したとしても、メールを書こうとかHPやってみようとか、思わなかった。
いろいろな繋がりができて、様々な事、教えてもらうこともなかったかもしれない。
拓郎が引退した今、何か先が見えないけれど、HPの移設もしたのだもの、もう少し続けなきゃ。
帰ったら「WANGAN」買おう。少し前向き。


長崎空港から市内に出るには二通りのバスがありました。
ノンストップで高速を走り市内に出るのと、途中幾つか停まりながら行くのと、15分くらい違うんだよね。そりゃ早い方のバスを選ぶのだけど。
長崎の街中、混んでいましたね。沢山のバスと、幾つかある路面電車と、普通の乗用車とで混み合って、こんなに賑やかな街なんだ。


駅前に着くと、えーーっ!大きな工事の真っ最中。すでに新しい施設がオープンしているんじゃなかったっけ?
取りあえず観光案内所に行き、チラシや地図集めて、コインロッカーにスーツケースを押し込む。
ホテルのチェックインの時間まで、行くのはグラバー園と決めていた。
建物に特に興味があるわけではない。前にも行っているし。
あの時、上から眺めた景色が綺麗だったから。
ネットで見た夏場だけ外で開かれるガーデカフェンが素敵そうで、そこでビールを飲んで簡単なお昼にしようと思ったから。
行き方はわかっているから、限られた時間で十分往復できるでしょう。
確か電停からエスカレーターのようなものがあって、そう歩かずに上まで行けたはず。
体力に自信ないから、なるべく歩かず、楽したい、というのもあったのです。

ところが、えーー、路面電車の乗り場がわからないよう。矢印を見てその通りに歩くのだけど、辿り着かないのです。同じところに戻ってしまう。
駅前、なんでこんな大掛かりな工事中なのよ。自分の調べ方が足りなかったせいなのに、ブツブツ言ってしまう。
子供連れの若い女性二人組に声をかけてみた。地元の人っぽかったから。
ところが「私達もわからないんです」「一緒に探しましょう」同じく観光の人だった^^;
若い人は機転が利くね。あのエスカレーターで登るみたいですよ。上に?
上に行って、そこから目指す電停の乗り場まで階段で降りる・・・工事をしているから横切れないのでしょう。
観光案内所の人は、大通りの方です、としか言わなかった。あまり親切じゃなかったね。
ともかく乗れて良かった。路線図見て確認する。「乗り換えがあるんだ」
前に来た時は、乗り換えのシステムに感心したものだけど。年取った今は、ちょっと面倒くさい。

乗換駅で降りると親切なアナウンスがある。「グラバー園に行く方は、向かいの乗り場から何番に乗り換えて・・・」
そこに行く観光客も多いのでしょう。それにしても、平日の、この人の多さは?
外人さんなのだということに、なかなか気が付かなかった。それほど光景に馴染んでいる。
お国もいろいろ。家族連れも多い。子供が浴衣姿だから日本人とは限らない。
あとで、そのわけがわかります。

お薦めの「大浦天主堂」でなく、一つ先終点「石橋」まで行きます。
そこからすぐにエレベーターに乗れて、最上部に着くから眺めも良いはず。
ガタガタのエレベーターが待っていました。古っ!これに乗るの?行き会ったグループとワイワイ言いながら乗り込みます。
途中で乗り換えて、さらに上まで。さぁ、着いた。
あまり見知らぬグループにくっついていたら悪い。一人で歩き始めます。
あちこち見ているうち、あ、ここがガーデンカフェだ!

良い感じのテーブルと椅子が待っていました。
夏場は開園時間も9時まで延長されて、Nighet Gardenになるとか。
それは魅力だけれど、さすがの私も、夜のそんな時間に一人で来る勇気は。

昼ビールなんて、どのくらい久しぶりだろう・・・19年以来?それだけで十分贅沢だわ。
どうせならここでしか飲めないビールをと、クラフトビール「ジャズベリー」というのにした。ほんのり赤くて、ベリーの香りがする。
美味しいな!風が気持ちいい。辺りは静かで、時折、三浦環像の写真を撮りに人が通りかかるだけ。

自撮りの趣味なんてないし、撮ってもゲソッとするだけだからしたことないけど、ちょっと証拠写真をば・・・
だって、せっかくのガーデンカフェだもの、グラスの向こうに人がいてもいい。
ビールを片手にハイ!・・・撮らなきゃ良かったT_T 慌てて消す。こんな写真、70代を通り越して80歳、90歳代に行っている、なんて言われそう。

帰り道、瀬戸物屋さんを覗く
お店のおじさんが「外人さん多かったでしょう?」いろいろ話しかけてくる。「みんな、外人さんなんですか?」
海にダイヤモンドプリンセスのような船が停まっていたでしょう。みんな、あれで来るんですよ。あれで、日本を旅するらしい。ここに来る前は横浜港だと言ってたかな。


へぇ、今はそうなっているんだ。どうりで、同じ団体さんという感じがなく、いろいろな国の人、小さな子を連れた家族連れが多いと思った。
路面電車の一両占領するくらい大勢で乗り込んでいるのに、グループがグループに声をかけることなどなく、静かなの。
船旅か・・贅沢だねぇ。
気になるお皿もあったけど、買わない、買わない。ごめんね、おじさん。

ちょっと買いたいものがある。この坂道が「グラバー通り」というのだと思うの。10数年前、そのどこかの店で夫とお揃いのビールグラスをお土産に買った。
いちいちうるさい夫は、その子供っぽいグラスが気に入らなくて、結局使ってくれなかったけど。
厚手のグラスは口当たりが悪くて嫌なんだって。(←ジョッキならいいのか!)
ビードロ(ポッペン)を買いたいんだ。

実家にあったのを持ってきて、私は、それを長崎土産に母に買って渡した物だと思い込んでいたけど、考えてみれば、母は、そのずっと前に亡くなっている。
母が自分で長崎で買ったんだろうか。長崎に行った話は聞かないな。誰かのお土産にもらったのかな。
母とペコペコ鳴らして遊んだ覚えがある。母は、子供っぽいというより、気を使ってそうするところがあった。

実家を建て直す時、取り壊して全部まとめて処分するから欲しい物は持って行って、と弟に言われ、特に何も・・・その時持ってきたのがポッペンだった、
と思い込んでいたけど、もっとよく考えてみたら、実家を建て直したのも長崎に行くよりずっと前。
私が自分で自分に買ったんだろうか。薄い水色で、いかにも私が買いそうな色ではあった。
いい加減な記憶で、私が勝手に話を作っていたのかもしれないけど、実家にポッペンがあったことは確かで、私には母の記憶に繋がる物だった。
ずっとそう思い込んで、CDを入れる棚に飾っていた。
こともあろうに、私はそれを割ってしまったのです。昨年、拓郎のCDを整理しようとして・・拓郎のせいにするわけじゃないけどT_T
長崎に行こうと決めたとき、ポッペンを買わなくちゃ。そう思ったんだ。

目当ての店に入る。
えーっ、こんな小さいの?ミニミニサイズばっかりじゃん。以前、家にあったような大きさのもあったけど、高っ!
小さくても1000円近くする。中くらいのにしよう・・・鮮やかな、ステンドグラスのような模様だけど。長崎らしくていいかもね。


説明書には、「息を吸うのではなく、吹くんです」と書いてあった。
「ビードロを吹く女」。私が子供の頃は切手ブームで、妹は、せっせと記念切手集め、やっと買ったと「ビードロを吹く女」を見せてくれた。
あれから何十年。少々お財布が苦しくなった妹は、大事にしていた切手帳を持ってお店に行ったのだそう。
見てもらって、返って来た返事は、「青春の思い出にされた方が」。引き取ってもらえなかったって。

なんで、こんな無駄話書くんでしょ。

駅に戻ってスーツケースを出し、予約のホテルに向かう。
ほんとはグラバー園から直にホテルに行った方が早かったし、もっというなら、空港からのバスは、ホテルのすぐ近くにも停まった。
なんと効率の悪いスケジュールでしょう。そもそも決める順序が違う。
でも、ま、いいさ。どうせ時間はあるんだし、行ったり来たりも旅行のうちかも。暑かったけどね。
さぁ、シャワーを浴びて、すっきりして、目的の美術館に向かう。地図で見ると歩けそうな距離だけど、この炎天下、無理するのはよそう。
少し乗りなれて来た路面電車。片道140円は安いよね。
車内は混み混みだったけど。


2023.09.03 08:47 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 旅行 | com.gif コメント (0)

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