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今年も始まった

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慌ただしかった年末年始も過ぎて、松も取れた。明日はもう鏡開きだ。簡単に小豆の缶詰を買ってきて、手抜きお汁粉を自分のためだけに作ろう。
休んでいた刺繍も再開。歌を聴きながら刺繍をしていると、ホッとする。私らしい・・・何が「私らしい」のかわからないけれど、一目一目、目数を数えながらクロスステッチをしていると、背伸びせず、萎縮もせず、誰を気にすることもなく、そのままでいられるような気持ちになる。案外普通なのよね、私。

バックに流れる歌は、今は、みゆきさんの「囁く雨」がお気に入り。もう15年近く前の歌だ。ベストを作るとして、入らないであろう歌。なぜだか、ふと、はまり込んでしまった。


♪囁く雨に身じろぎもせず ただ さよならを全身で聴いている
 泣いてしまいたかった 人目を 気にせずに
 あいつが泣いてしまった それで泣きそびれた
  ・・・・・
 ずるいよね あたしには引き際を飾る花もない

カッコイイ歌なんだ。強がりを言う私に合っている。
イントロには、降りすぎるくらいの雨音がザーザー流れる。


雨音といえば「たえこMY LOVE」なんだけれど。

雨の中、そそくさとタクシーに乗り込むあの人の後ろ姿を思い出す。
私が、その時間、どうやって帰るのかなんて気に留めもせず、そんなふうに急いで帰らなければならないのなら、出てこなくてもよかったのに。
両方にいい顔をしようと、結局両方を裏切るその人の後ろ姿には、弱さと卑屈さ、甘さとみっともなさと、十分な優しさが滲んでいた。
だからダメなのよ・・・。少しでも私を傷つけまいと話を聞いてくれたことに感謝しながらも、あなたはもう少し毅然としなきゃ、逆に肩を叩きたくなったりして。

雨、ほんとに降っていたのかな。
帰り道聴いていた「たえこMY LOVE」の雨音だったのかもしれないけれど。この歌聴くと、思い出してしまうんだ。だって、普通、女性を置いて、自分だけタクシー乗って帰る?

♪・・・・ いたわって微笑んで終わりなんて 
 おとぎばなしにゃならないからね
 「ぶん殴ってしまえば」とやきもき雨がそそのかす
  囁く雨に身じろぎもせず・・・

アルバム「心守歌」では、「あのバスに」もかっこいい。


はは。こんなことを書く私は「おとなしく刺繍に夢中な普通の人」ではない。」


昨年末、ひょんなことから以前パートの先輩だった人と3年ぶりに会った。明後日、また会うのだけれど、30年前にニューヨークで買った刺繍のセットを持ってきてくれるという。買ったまま放りっぱなしで、布にもシミああるの・・・布だけ変えれば?折角から作ればいいのに、勿体無いわ・・・ほんとは、私がどんなセットなのか見たいだけなんだけど。

書いて何になるということもない。誰が読んでくれているのかもわからない。
刺繍ならば、刺してれば形になる。目の前に出来上がりが見える。誰を傷つけるということもない。期待をするということもない。

とにかく、今年の拓郎を見届ける。・・・それからだ。


画像のタペストリーは、いつ作ったのだっけ?戌年だったかな?もう一巡はしているはず。
十二支入っているので毎年飾れると自慢していたけど、洗ったら、赤が滲んでぼろっちくなってしまった。
キットはもうひと組あるので、作り直そうと思いながら、そのまま。デザインも、もう今時ではないね。