記事一覧

鹿児島(1)

孫の七五三で福岡に行くついでに、ちょっと足を伸ばして鹿児島経由で帰ってくる・・・そんな私のささやかな旅行。お天気に恵まれ、キラキラ輝く錦江湾と煙のたなびくゆったりと大きな桜島。空も海もどこまでも青いのです。
その景色だけでも皆さんに見ていただきたいと思っていたのに、書く事にすっかり不精になってしまっています。こうして、書き始めてるのだから「ました」かな^^書いたら長い・・いつものことですm(_ _)m

娘の三番目の子、5歳のお祝いでした。夫の葬儀の時、臨月で娘のお腹にいた子です。その3週間後に生まれました。から、5歳。あぁ、もう丸5年か、6年目か・・・と思います。七五三、行ってあげなきゃ、と思いました。
男の子だから生まれ変わり、なんてことは全くなく、少しも夫に似ていないんですけどね。

良いお参りでした。

娘達が予約してくれたお店で頂いたお昼ご飯の美味しかったこと!

書けばキリがないので、割愛^0^


久留米から鹿児島中央駅までは新幹線です。
九州新幹線に乗るのは初めてです。

ファイル 62-1.jpg


豪華な車両、、ゆったりとした座席、新幹線といったら狭くて窮屈な車両しか思い浮かばない私には、新鮮でした。

だけどもガラガラ・・・平日の10時に乗る人も少ないのでしょう。なんだか心配にもなってしまいます。採算取れているのかしら、なんて、余計なお世話ですね^^;


鹿児島中央駅に着きましたら、心配御無用。賑やかで大きな駅なのでした。
その日は、お天気だったら桜島。曇りや雨だったら仙巌園、と思っていました。
新幹線の中から眺める空は、なんだかどんよりして、これは仙巌園かなぁ・・・その判断が良かったのかどうか。

仙巌園までは、観光案内所が「まち巡りバス」を勧めるのに逆らって、路線バスで行くことにしました。だって、仙巌園に行くのに城山経由というのが、ピンと来なかったんですもの。
バスは遅れるもの、道は混むもの、という当たり前のことを、後々思い知るのですけどね。鹿児島中央駅は、大都会なのです。

仙巌園、たいそう賑わっていました。今は、どの観光地も平日だから静か、ということはないのですね。どういうお庭かというのは、私などが書いても、コピーでしかない。検索して見てくださいね、
https://www.senganen.jp/
・・・と逃げるT_T

ご主人が鹿児島出身だという友達からは、両棒餅(ぢゃんぼもち)を絶対食べるように、と言われていました。彼女はそれをお昼ご飯にしたのだそう。確かに美味しそうではあるけれど・・・今の私は、お餅のようなものをたくさんは食べられない。お団子一本を食べきれなかったりするのです。1、2本、売ってくれればいいのにな。それに、大勢の人に混じって、みたらし団子のようなものを一人で食べる若さもないT_T
上の方まで登っていって、見晴らしの良いレストランで、鹿児島の郷土料理が味わえるセットにすることにしました。
カウンター席の目の前は大きなガラス戸になっていて、錦江湾に浮かぶ桜島が真正面なのです。

ファイル 62-2.jpg

海は、日差しで銀色にキラキラと、眩しくかすむほど光っています。
桜島は、大きく噴煙をはき、朝からの雲は、まだ残っているけれど、その雲の流れで、景色を変えます。雲が流れて、山頂が覗いたかと思うと、また隠れてしまう。まだ桜島全体の姿は見えません。
キビナゴのお刺身と、さつま揚げと・・・煮物は、澄んだお汁で上品な味付けでした。

さて、もう一度入口に戻り、最初から。
「反射炉跡」というのがあります。
歴史に疎い私は、島津斉彬について、特に知っているわけではないけれど、あの時代に西洋列強の脅威を感じ、その技術を取り入れて、日本独自の道を切り開いていこうと実験を重ねる。
こういう人物を藩主に持つ薩摩という国。ちょうどテレビでは「西郷どん!」をやっていて、少々ブームでもありました。あのドラマ多少の疑問を持たないわけではなかったけど、改めて明治維新というものを考えるきっかけにはなり、少し本を読み始めていました。西郷隆盛についても少し知ろうと、しているところでした。

順番に見て回ります。お屋敷にも入ります。空はすっかり晴れて、お庭のビューポイントというところまで歩いてみると、わーっ!ほんとにほんとに綺麗でした。何枚撮っても、その景色のままは撮れない。
ファイル 62-3.jpg

こんなに晴れるなら、桜島に行けたのに、と思うけれど、ここで、こんなに綺麗な桜島を見られたのだから、仙巌園にしてよかったのかもしれません。

ファイル 62-4.jpg


ずーっと上の方まで歩いて行って、神社でお参りしたり、橋を渡ったり。広大な庭園を歩くのは、まるでハイキングです。
荷物は駅のコインロッカーに預け、小さなリュック一つ、足元はスニーカー。逆にそいうのが年寄りくさいんですけどね。

手にはスマホさえあれば、なんだけど、やたら桜島の写真を撮っていたら、バッテリーの残量が・・・なんで携帯用のバッテリー準備していないんだろう。いつも同じ過ちを繰り返す。
尚古集成館近くには、スタバがあるという。そこにいけば電源あるかな。ちょっと入ってみます・・・こういう店には人が集まるんだよね。結構混んでいて、ざっと店内回ってみたけど、それらしきものはない。ま、、いや、写真撮らなければいいんだから。
尚古集成館は、道路を渡って、仙巌園のチケットかパンフを見せて入るのです。だから、すぐ取り出せるようにしておきなさい、って。

島津家歴代の当主によって受け継がれてきた仙巌園は、島津斉彬によって、さらに重要な意味を持つようになります。尚古集成館には、その息吹が詰まっている。さながら博物館・・・て、博物館なんですけどね。模型を見たり、シアターを見たり、集成館のパンフはないかと探したけど、そんなものはなくて、書籍を売っている^^;
薩摩切子の工場も見て・・・薩摩切子はどんなに綺麗でも買えないけど・・・どのくらいここにいたんだろう。いくら時間があっても足りない仙巌園・尚古集成館です。

これから天文館通りで「しろくま」を食べて、「維新ふるさと館」にも行かなくちゃ。「維新ふるさと館」はパスしてもいいのだけど、ここがお勧めよ、と、パンフまで送ってくれた「鹿児島が実家のダンナさんを持つ」友達は、行かなかったと言ったら気を悪くするだろう。
11時には着いていたから楽勝かと思っていたけど、押せ押せだ。

バスに乗る。磯海水浴場の横を通ったら、あまりの美しさに感動する。
これがバスじゃなかったら、もしも夫の運転する車だったら、車を停めて、桜島の見える海岸を散歩したり、波打ち際で遊んだり・・・海の向こうに見える桜島は大きくて、とっても綺麗で・・・仕方ないよね。一人だもの。一緒に車で旅してくれるような人、いないもの

天文館、大きな繁華街でした。広島でも熊本でも、市電の通る大きな商店街というのはあったけど、少し趣が違う。何が違うんだろう・・・検証なんかしている暇はない。「むじゃき」を探さなきゃ。
「シロクマ」、一人で時計を見い見いかき込むものじゃないわ。そんなにしてまで食べる必要あったかな、というのが正直な感想m(_ _)m

市電で「高見橋」まで行く予定だったけど、びゅんびゅんゴーゴーと走る市電の勢いに圧倒されて、目の前のバスに乗ってしまう。どのバスだって駅まで行くんだもの、と思ったけど、甘かったですね。バスロータリーは、いろんなバスが行き交って、運転手さんは、離れ業のようにバスを止めるけど、停まったバス停から向こうに渡るのに大変だった。維新館、矢印はあるけど、その矢印がどこを指すのかわかんないじゃない。ようやく橋を見つけ、これが甲突川。あれが記念館だ。開館は5時まで。4時には中に入りたい。

走り始めて嫌な予感が・・・高校生の集団がゾロゾロと入ってゆく。何グループあったんだろう。列が途切れず、なかなか中に入れない。すみません、いいですか、列の横から入れてもらう。受付でチケっト買ったら、シアターホールは立ち見席のみ、って。さっきの高校生達が予約済みだからということ?少しおかしくな?まず高校生たちの席を確保して、一般客は立ち見ってt_t。ま、いいや。画面でわかる維新の歩みでも見ていよう。けど、狭い館内、さっきの高校生達で溢れ、あちこちのジオラマの前は陣取られ、私など、触れることもできない。シアターで映画が始まり、高校生たちが吸い込まれて行く。静かになった館内をようやく見て回ります。「翔ぶが如く」のコーナーがあった。こういうドラマがあったんだ。昔はNHK大河なんて見なかったなぁ。司馬遼太郎さんは、大久保利通をどう書いたんだろう。帰ったら読んでみようか。
修学旅行の高校生たちが悪いのではない。一般客に迷惑をかけないようシアターも最後の上映時間を選んだのでしょう。未来の若者優先。あんな時間に入った私が悪かった、かち合ったのは運が悪かった、ということに。

甲突川の辺を歩きます。大きな川。架かる橋は、どれも大きな通りになっており、車も多いです。
「維新生誕の地」というような旗がずらっと並べられ、「西郷どん!」ブームを盛り上げようとしてるのかな。西郷隆盛、大久保利通生誕の地をはじめとした明治維新の偉人たちの史跡がきれいに整備されています。きれいすぎて作り物っぽいT_T
今は花のない季節のせいか、そういう旗がかえって寂しくも感じられたけれど。昼間の明るい時間に散歩したら、また違っていたのかもしれません。
写真がないのはバッテリーが心細かったから^^

初日に仙巌園に行ってしまったので、もう一度プランを練り直します。練るほどのプランでもないですがT_T
明日は、城山に行ってから桜島にしようかな。そしたら駅のコインロッカーに荷物預けて一日身軽に回れるし、もう一度仙巌園の前を通るのも悪くない。あの桜島の浮かぶ海岸をまた見たかったのです。