久しぶりのお天気、どこかに紅葉見に行きたいな・・・
けれど、たまった洗濯物を干したり、掃除をしたり、なんだかんだしていると、あっという間にお昼・・・朝起きるのは早いのだけどね。ボーっとしてる時間が長いのかしら^^; これじゃ、もう遠出は出来ない。
簡単にお昼を済ませ、ジーナにおやつをやって、公園にでも・・・。自転車を走らせていたら、ふと、自治会の掲示板にあった博物館のポスターを思い出す。
鼻煙壺(びえんこ)という小さなガラスの嗅ぎ煙草入れが並んでいた。嗅ぎ煙草?
そのポスターを見ながら、私、2002年のことを思い出していたんだ。
NHKスタジオに行くのに、坂の途中にある渋谷の「たばこと塩の博物館」で待ち合わせをしたこと。
我ながらいい場所を見つけたものだと悦にいっていたら、待ちわせの時間にはもう閉館で、真っ暗。わー、どうしよう・・・と、待ちわせをした人は、ひょい!と暗い植え込みの中から現れてくれて、ホッとした。そこから歩き始めたその日のLIVEへの道。

何年か前、その「たばこと塩の博物館」が移転になると知って、渋谷に行くついでに、寄ってみたことがある。
派手なピンク色のカフェが隣に出来ていて、えー、雰囲気違う・・・中に入ってみたら、もう移転の準備なのか、お土産物のバーゲンなどしていて、私は小さなメモ差しを買った・・・それが、あの日の想い出になるというわけでもないのだけど。
博物館に行ってみよう・・・市役所に自転車止めて、スマホで検索する。
あまりこういうふうに使うことないんだけど、便利なものですね。2分後に目の前のバス停からバスが出る。そしたら博物館前で降りて、歩いて7分。見事に案内してくれた。
バスに乗るつもりではなかったけど、それも遠足っぽくていいかもね。
初めて乗る路線のバスは、いつもドキドキする。降りそびれやしないか、目も耳もとんがる。
小さなものは5センチほどの、ガラス瓶。
ガラスを切り出し、形にし、中にまっすぐ穴を開けたら、少しずつ掘り広げ、瓶にするのですって。
そして、内画(うちえ)は、細い細い筆で中から彩色する。
被せ(きせ)ガラス、彫琢(ちょうたく)・・・
後ろにも細かな細工が施してあるのに、見られるような陳列になっているのは、少ししかないのが残念。
家に帰ってチラシを見たら、撮影OKだった。なんだ、気に入った鼻煙壺、撮ればよかった・・・
「びえんこ」って、外国語みたいだけれど、れっきとした日本語だそう。だれがそんな名前をつけたのか。
嗅ぎ煙草って、なんだか麻薬っぽい雰囲気だし、煙草はもう御免だけれど、こんな小さな綺麗な瓶が部屋にあったら、想像が広がるよね。
100円ショップで買った瓶に、「時代屋の女房」に出てくる「涙壺」よろしく、「涙瓶」などと名付けて面白がっていたこともあったっけ・・・
30日には講演会もある。講師は、「たばこと塩の博物館主任学芸員」!私がポスター見たとたん、渋谷の博物館思い出したのは、合っていたんだ・・・もう一度行く?いえ、行かない。今日見たものは今日のまま。
飛行機も宿泊も、スケジュール、全部立てたのに、行かれなかった秋の一人プチ旅行。
理由が猫の世話というのだから、あーあ。
けど、一日や2日、放っておけばいいと、割り切れなかった。出て行かれないのが今の私。
こんな2時間のプチプチでは、代わりにならないけれど、いいや、もうすぐ拓郎のCD+DVDが届く。それを見ていれば、すぐに年末。お正月。
今年の秋は帰らないけれど、来年の春にはきっと、どこか行く。



