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7月10日 吉田拓郎ライブでナイト2019 in 神田共立講堂(2)
投稿日 : 2019/07/13(Sat) 15:48
投稿者 Ryan
参照先
*つまらない「私の話」は飛ばしてくだしゃんせ。

「この歌、知らない?聴いたこない?それは、アルバムを持っていないから。すぐに買え・・とは言わないけど、お手元に」と拓郎が言っていた。
冗談ぽく、笑わせながら。
横浜でも、2,3度言ったと思う。

ビジュアルから入った人、ラジオが面白かったからという人、拓郎への入口はそれぞれ。
私は単純に歌を聴いたから・・・。

「オンステージ ともだち」を、数人で、ボロボロのカセットを囲んで聴いた時の、衝撃、今でも忘れられない。
なんだろ、この歌・・・電気をつけるのも忘れて、薄暗い半地下の部室で、聴き入った。終わって、誰も口を開かない。はーっと息を吐く。
こんな歌、聴いたことない・・「実況録音盤」のそれは、軽妙なお喋りと、聴いてる人の笑いと息遣い、歌に引き込まれていく様子が手に取るようで、
私も、観客の一人になったかのように、歌に引き釣り込まれていた。

「マーク2」は、今も、どんなバージョンでも好き。「イメージの詩」は、あの時を超えることは、まだ、ない。
「よしだたくろう」という人が、どんな顔で、どんな姿なのか、知らなかった。ただ、歌を聴いたから・・・あとで、ジャケットなども見るのだけど、なぜか
可愛いだの、かっこいいだの、当時は思わなかったのよねー。あまりビジュアルには関心なかったのかも。今は、きゃー、かっこいい!とキュンキュンするけども。

だから、アルバムを聴くのが、私にとっての「吉田拓郎」だった。
買うと、まず歌詞カードを開いて・・・誰の作詞でも、私には「拓郎の言葉」で、聴く前に、ちょぅっとノートに歌詞を写してみたりして。
今は、一曲ごとにネットで買えるけど、あの頃は、とにかく最初から順番に聴くものだと思っていた。ちょっとつまらない歌でも、目当ての曲に行くまで、ちゃんと聴いた。
聴いていると、その曲順のわけがわかるような気がしたり、この歌の次にこの歌があるからいいんだ、と思ったり。
「今はまだ人生を語らず」もそうでしょ。「ペニーレーンでバーボン」でフェウドアウトしてゆくような・・・の、瞬間、高らかなイントロで「人生を語らず」。私はそこがとっても好きだった。
そして、A面からB面にひっくり返した時の世界の違い・・・
そんな難しいこと考えていたわけでなく、プレイヤーの操作が下手で、面倒だったからだけなんだけど。

ライブで、一曲目はなんだろう、と思うでしょ。この歌がここにあるのがいい、この曲とこの曲の繋がりは、と感じたりするでしょ。
アルバムも同じだと思う。拓郎がアルバムを作るとき、どれを最初に持ってくるか、次はどうするか、最後は・・考えて決めているはず。
なので、収録アルバムタイトル名と曲順つけました。
拓郎のいうように、この歌知らない、と思ったら、アルバムを手にして、聴いてみてください。
昔、誰かが言っていた。コンサートの意味の一つは、埋もれていた歌を取り出して、会場に放り投げてくれることだ、って。

すみません。共立講堂の様子目的で読んで下さっているのに。私の話で。


4.やせっぽちのブルース(1970年「青春の詩」 A-3)

少し前なら大喜びだったかもしれないこの歌。なぜか、このツアーでは印象薄いんです。
予想通り過ぎるんだろうか。

MC~
 (拓郎、かっこいい!という会場からの声援に)吉田拓郎は、広島から出てくる前からカッコいいんだから。
 昔は、ブサイクなのがいっぱいいたんだから。ちょうどこの会場だ。(はは・・あの人、この人、思い浮かべる)
 一曲目は古い歌です。
 2曲目は・・・皆さん、知らなかったら、そのアルバムを持っていないということです。
 
    MC終わって歌う前に、ころっと後ろ向くときあるでしょ。その拓郎、好き。


5.ともだち(1971年「よしだたくろう オンステージ!!ともだち」B-7)

やっぱりコーラスの「あなたに ともだちの やさしさ~」が意味不明。

6.あなたを送る日(2009年「午前中に・・・」10曲目)

ふと気が付くと、この歌が頭の中でグルグルしていることがある。クセになる歌ですよね。
市川の時より、どこの会場からなのか、少し長くなっているという説有り。

7.I'm In Love (1983年「情熱」A-4)

8.流星2003(2003年「月夜のカヌー」4曲目)

 何度も書くけど、今回は、2003年バージョンだからこそ。
 本当に、拓郎のハモニカは素敵です。
 最後だという気負いもなく。
 声援がすごい。

MC~いろんな歌を歌ってきたんですが・・・それじょりに。今、それじょりにって言った。笑い
  これから歌おうとしている曲は、番組へのリクエストから。
  ラジオ、昔やっていた深夜放送のような感じがしてきて、坂崎がいなくてもやれるじゃないか。(あとで、坂崎さんが会場にいたことを知りました。)
  この歌聴いたことがないという人は、いい曲だなと思ったたらすぐ・・・(笑)

9.そうしなさい(1992年「吉田町の唄」5曲目。”よしだちょう”なのか、”よしだまち”なのかという論戦は「よしだちょう」で結審したらしい。理由・・拓郎がそう言っているから。)

演奏、特に間奏、やっぱり素晴らしい。この歌をこう聴かせるんだという感動。皆さんの、村石さんへの評価高いですね。
拓郎も、キスしたいと言っていたけどT_T
「吉田町の唄」の中で、いぶし銀のような。92年の「ALONE TOUR」で歌ってくれたときは、本当に嬉しかったです。拓郎、この歌を見つけてくれたんだ、と。
何度この歌に後押しをしてもらったことでしょう。
今回は若い人が番組へ投稿してくれたらしく、それは素敵なことだけど、そればかり話題になるのも、と、ちょっと思ったり。歌を聞かずして、。


10.恋の歌(1972年「たくろうオン・ステージ第2集」C-5 エレックが承諾を得ず、勝手にリリースしてしまった2枚組です。
     収録は、71年渋谷じゃん・じゃん。拓郎は長いことこの2枚組に怒っていたけど、ファンとしては貴重な音源を残してくれて有難かった。
     98年のLove2にゲストで出た所ジョージさんが、番組に持参したような?)

この歌が、歌いにくい、難しい歌だということは、知らなかった。易しい歌だと思ってました。口ずさみ易いから。
でも、少しも歌いにくそうには聴こえない。

浜松では「所さんに印税払ったの?」というようなヤジがあったらしいです。滑ったらしいですけどね。
そんな冗談をいつまでも、うるさいな、という反応だったのか、ただ、意味不明だったのか。もう知らない人も多いですものね。
所ジョージさんは、自分で作詞して「恋の唄」というのを作ったらしいです。

MC~
(拓郎のお母さんは、タバコを吸い、お酒も飲む人だったんだ。進んでたねぇ。
 高齢出産、体が弱かった話。小さい時の弱さが、大人になって出ているのかと、拓郎の体を心配したりします。)

11.アゲイン(2014年「AGAIN」15曲目。アルバムでは「未完」。完成された「アゲイン」を聴かせてくれたTOUR2014を忘れない)

年を取る私たちに贈られた、しみじみ心に染み入る歌です。
涙に濡れた頬に、優しい光が注ぎます。こういう歌が私は欲しい。

12.運命のツイスト(新曲?)

拓郎のツイストが見られます^^
思うままに立ったり踊ったりすればいい、と思うものの、立てば後ろの人はステージが見えない。難しいですね。
神田共立では、観客もリラックスして、若い頃のようにわーっと立つ・・と思ったけど。
宇都宮では、なんであんなに、みんな、すっと立てたんだろう。

MC~
ラジオの最初は、バイタリスフォークビレッジという番組でした。初めてラジオに向かって喋った。あの頃は今のように卓越した話術もなく(笑)
・・・ラジオ、どうもありがとう。その番組にテーマソングがあったんです。

13.バイタルフォークビレッジのテーマ

これがスペシャル第一弾!
もう就職をしていた私は、深夜放送など聴けなかったけど、なぜか、この歌は知ってました。

なぜか悲しい夜だから 誰か話しかけてほしい
でっかい地球とでっかい夜が ドアの外に見える

どんな言葉でもいいから 少し心を見せ合おう
小さな自由と小さな愛が 伝わるだけでいいのさ

MC~
今日は特別ですからね。この日のために、リハーサルの合間に練習してきたというのがすごいでしょ。
今度、レコーディングをしようと思っている。「ぷらべえと」の話。
あの時のようにリラックスしてしてやりたい。
コーラスでなくボーカル。コラボしたら面白ものができるんじゃないか。そう言うアルバムを考えてる。

 (拓郎は、このツアーでは、コーラスででなく、「ボーカル」と紹介している。
  リスペクトを込めたその呼び方に、感動すら覚える。
  けど、本音言うと、私は、ボーカルとのコラボもいいけど、拓郎の声が、歌が聞きたいんだわ・・・)

14.やさしい悪魔(キャンディーズへの提供曲。本人歌唱は、1977年「ぷらいべえと」B-1。)

   素敵でしたけどね。

MC~
北は宇都宮、南は名古屋まで行ってしまった、しかも名古屋では2泊した話。
その店のイタリアンのうまいのなんの。
このままほっておくと北は仙台くらいまで行きそう。南は大阪、広島に行ってしまいそう。
見えてくるから、そろそろ、しまわなきゃ。

常に新曲は書きたい。
今後どんな展開をするかわからないけど、音楽は続ける。

15.純(テレビ東京アニメ「魁!!コロマティ高校」主題歌。あの頃、盛り上がりましたねー。拓郎の歌が出てくる場面を教え合い、見ては泣いた。
    2003年シングル「純/流星2003/ホームラン・ブギ2003」 マントを羽織った拓郎のジャケット。撮影が湯島聖堂だと話題になりました)

 ~メンバー紹介
 「ボーカル!」という紹介もそうだけど、気が付くと、いつもは最後に紹介される武部さん。このツアーでは、最後はボーカルの皆さんでした。

 お馴染みの「王様達のハイキング・客電落ちる版」
  
16.ガンバラナイけどいいでょう

正直、発売当初は、みんなが言うほど良いと思っていなかったけど、名曲なんですね。
やっと素直に♪ガンバラナイけどいいでしょう、と口ずさんだりしている私。


MC~
えっと、例えばこういう(落陽をギターでひとかき。)のをやらない、それで、客は満足してくれるかと思ったけど、僕は視野の狭い人間だ。
これをやっているうちに、これでいいんだ、と思えてきた。よくやった!と、今は清々しい気分。
これからコンサートはエンディング。なんでも始まれば終わる。
エンディング、楽しんでください。

17.この指とまれ(1981年「無人島で・・・。」A-1。私が、なぜか、ふっと拓郎から離れたアルバムです。
    クレヨンを塗たくったような青いジャケット。中には、鮮やかな無人島の絵の歌詞カード。
    夫が私が聴きやすいようにカセットにして、ピンクのリボンを付け、誕生日プレゼントにしてくれた。けど、あまり聴かなかったのよねー。)

なんだかねぇ、拓郎に指差す、って・・指をどこに持っていいのか、戸惑う。人を指でさしちゃいけないって、親から教わったんだもの。
指は、上にあげればいいのじゃないかしらね、最終回に急にそんなこと思ってしまった。
だから、コーラスは、指を頭上で回すのかな。それも真似したくないなー。手を挙げたり、出したり、ぎこちない私なのでした。

18.俺を許してくれ(1990年「176.5」4曲目 この裏ジャケットの拓郎、一番好き!パーマ頭にグレーのスーツ・・・私の中では定番の拓郎
        この時から、アルバムは全てCDになり、A面、B面がなくなりました。)

アンコールを呼ぶ歓声がすごい。今までの中で一番。たくろう、たくろう、が揃ってる。
出てきた拓郎は「どうもありがとうございます」

19.人生を語らず(1974年「今はまだ人生を語らず」A-2。)

20.今夜も君をこの胸に(1983年「MARATHON」B-1。睨みつけるようなジャケットに、こんなに穏やかな曲が入っていようとは。)

すべてひっくるめて、「今は最後の」夜でした。
拓郎を聴いてから48年になるんだろうか。いろんな場面を思い出す。いろんな思いを呼び起こす。
拓郎のこの日の歌は、親しげで、温かかったです。

会場、一歩踏み出したら、すごい人なの。上の階だから階段で混んでるのかと思ったら、それだけじゃない。今日のお土産、出口で手渡しているのよね。
スタッフが何人いるのか・・・上から見下ろすと、人が渦になっている。出るまでにどのくらいかかるんだろう。一緒にいたHさんが、「遅れると、電話しましょう。」
オフ会予定のお店に連絡してくれた。
ようやく今日のお土産受け取って、外に出ると何やら、人だかり・・・人だかりなんてものじゃない、人の山だ。
出待ち?そっか、みんな拓郎を送り出そうと待っているんだ。私は一緒に待たないけど、みんな、ありがとね。勝手に心の中で折を言う。
一瞬の車を見送るより、ビール!の私なんだものT_T
お店に着くと、1階組は、既に待機。グッズを手に入れた人もいる。さすが1階・・・SとTの私たちは、でも、席のことなんかどうでもよく、
嬉しく楽しく乾杯したのでした。
楽しかったですよねー。
私のオフ会もいつまた出来るのか。
もうやめよう、私の出番じゃない、なんて言いながら、せっせと店を探すお節介。でも、ほんと、楽しかったんだから。

次は、文句タラタラいっぱいと、オフ会報告を少し。
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Re: 7月10日 吉田拓郎ライブでナイト2019 in 神田共立講堂(2)
投稿日 : 2019/07/23(Tue) 15:10
投稿者 Ryan
参照先
みむじーさん、「恋の歌」だったんですか^^
拓郎がずっと歌いたかった、と言ったとき、意外な気がしました。
何度も歌っていると思ったいたから。
私は何度も口ずさんでいたから。
そっか、歌っていなかったんだ。少なくとも、私がネットを始めてからは。
「恋唄」は歌っても。

2005年の帰り道、泣きながら口ずさんでいた・・・あれは、コーラスだったんですね。


また、生の拓郎の歌を聴くことができるでしょうか。
私にはあれが最後だった、なんてわかるのは、ずっと後のような気がする。
Ima聴けたことを、大事に抱えていよう。
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Re: 7月10日 吉田拓郎ライブでナイト2019 in 神田共立講堂(2)
投稿日 : 2019/07/16(Tue) 22:05
投稿者 みむじー
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Rayanさん 渾身のレポート ありがとうございます。
神保町を通って拓郎ライブに向かうって新鮮だなぁ。
体験したかった。

衣装は変えて欲しかった それは難しいことじゃないでしょうに。

私が直前に急に「聴きたい!」って思ったのは「恋の歌」でした。
聴けて本当にうれしかったです。

また 拓郎の生の声が聴けるのか
どうなのか
わからないけど 
最後まで追いかけます。
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