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投稿日 | : 2019/05/29(Wed) 23:26 |
投稿者 | : Ryan |
参照先 | : |
一枚だけ買って、一人で来た会場です。
2枚申し込んで、分け合って、みんなと一緒に・・・勿論それが楽しいんだけど、なんとなく、そうしてみたかった。m(_ _)m
一箇所くらいそうして♪みるのもいいさ〜、と言ってね。
届いたチケットは6列。真ん中ではないけれど、中程通路側。それを眺めていたら、なんだか涙が出てしまいました。
私、行くんだ・・・
宇都宮、地味な会場だと思っていました。ツアーの日程からしても。
JR宇都宮駅からバスで20分ほど。こんもりとした木々が綺麗な、公園の中にあるような会場でした。
グッズ売り場も、階段の上まで並んでいたけれど、熱気、混雑、という感じはなく、私も買おうかな、と素直に思える雰囲気でした。
ところがどっこい。始まって驚きました。「恐るべし宇都宮!」なんです。
ただ座って、開演を待っていました。拓郎お勧めの曲が流れる。
ステージでは、係りの人が楽器を確かめたり、調整したり。
お姉さんが、銀色の細長いカップグラスを二本、拓郎が手に取る位置に置く。二つとも同じ飲み物なんだろうか、違うの入っているのかなぁ、なんてつまんないことに興味を持つ。
市川では、あの大きく弧を描く柱のようなもの?の中に楽器が並んでいるように思ったけど、宇都宮では、外に出ている?舞台の大きさによるのかな。
いい意味でこじんまりした雰囲気は変わらず。あー、そう。武部さんのキーボードが大きなピアノではないんですね。
なんかさ、あのピアノって、主張していない?ユーミンの時は、それを感じないんだけど、たまに武部さんが酔うに弾くピロピロピロ(なんとか言うらしいT_T)、
私はそれが苦手でした。拓郎らしくないんだもの。(武部ファンの方ごめんなさい。)
と、こんなどうでもいいこと、どうでもいい。
気が付くと、会場大歓声。拓郎を待つ熱気がすごい。え?宇都宮って・・・
拓郎が登場します。割れんばかりの拍手。
♪私には私の生き方があるぅ〜
おんなじだ。「おまけ」というから、始まりは会場によって違う歌かと思った。数年前の「ハプニング」のように。
ん、あれは「ハプニング」。これは、「曲目」。私は一曲目に入れたけど、次のフォーラムではどうでしょう。
♪私には私の生き方がある〜
『1.今日までそして明日から』
〜MC
ひとりずつ呼び入れる。メンバーが揃うと、 『2.私の足音』 のイントロが始まる。
と!みんな、立ち始めるじゃないですか。「私の足音」で総立ち?! 総立ちかどうかというのは、前方の席の私には、ほんとにはわからないんですけどね。そう思える雰囲気だった。
拓郎もニコッとしたような。 すごいんだ、宇都宮に来たみんな。
拓郎の声も元気です。ツヤツヤしている。
続く 『3.人間の「い」』 でも、みんな立って、手拍子で、私、『人間の「い」』で熱くなったの、初めてのような気がするわ。
〜MC
のっけからやってしまいまいた。拍手。
いいいよね、若い時には才能というものに溢れていた。
前髪がこう・・米津玄師のことだ。あんなヘヤースタイル、たとえ量が足りたとしても、拓郎には似合わないってば。
髪の短い拓郎にすっかり慣れてしまってる私。
『4.早送りのビデオ』 やっぱり今日の拓郎は、よく声が出ていると思うのです。
『5.やせっぽちのブルース』 拓郎の足、細っ。ギターを持つ拓郎は、最高にカッコイイ。ほんとに今日の会場は「やんや」なのです。
〜MC
若い時は、ケーキなんか食えないと思っていた。♪甘いケーキは食えないよ だもんね。
今は、スイーツに目がない。ビールが多く飲めない。周りも、昔は「飲みな」、今は「食べな」
♪僕は少し変わったでしょう〜 即興の歌声に拍手ぅ
♪奥は少し変わったでしょう〜 2回目に拍手ぅ
♪僕は少し・・・3回目だ! 楽しいね。こういう何気ないワンフレーズ、最高です。
やっぱり、このイントロはどうなんだろ。誰が考えたのかなぁ、の、『6.ともだち』
少々ついて行けなかった98年のLLOSで、「ともだち」、思いがけなくて、とっても良かったのを思い出す。
『7.あなたを送る日』 「午前中に・・・」発売から、もう10年も経つんですね。
自身の作詞作曲で構成するステージ。前編拓郎作詞のアルバムと言ったら80年代に多いけど、やっぱり「FOREVER YOUNG」や「ひまわり」は持ってこない。
「午前中に・・・」なんです。陣山さんを送るというこの歌は、歌詞もそうだけど、メロディが面白い、というか、最初は怖かったですけどね。
MC〜
『8.I'm in love』 「情熱」です。
ビデオ「1996年、秋」で、愛子さんの姿に被さる「I'm in love」が、とっても良かった。今は・・・うちのかみさん話が多いから^^;
『9.流星(2003年バージョン)』 この「流星」には、2003年バージョンと付け加えるのは必須だと思う。
大好き、この「流星」。女々しくないもん。男の「流星」だ。
ハモニカは、マイクのスタンドに刺さっていたんですね。小さくて、ハモニカというより「ハーブス」と言ったほうが合うような。
それを、さっと抜き取った・・吹けば、割れんばかりの拍手。大喝采。
吹き終わって、ぽい、と投げる・・・後で、ギターを交換するお兄さんが、回収して行ったのを、家政婦ならぬ、私は見た。
♪なんですかぁぁ〜 シャウトしてたよ。
MC〜
次の2曲、一つは、ラジオ番組に来たメールに刺激を受けて、これを歌ってみたいと思った。
もう一曲、大好きなんだけど、うまく歌えない。歌えないけど、好きだから歌いたい。
市川で聴いているはずなのに、どの2曲かわからない・・・ネタバレなんて、こんなもの。
『10.そうしなさい』 とんとん、とととん、ズンズン、ズン・・何の音?と思ったらドラムだった。村石さんのドラム、すごい!楽器も音もわからない私だけど、
この凄さには、震えるようだ。
アルバム「吉田町の唄」の中で、脇でいい味だしてるね、みたいな、どちらかというとあまり目立たない立ち位置にある「そうしなさい」。私は、よくこの歌に力をもらっていたけど。
今日のは、何と言うんだろう。アレンジ、演奏、大パノラマのような。「そうしなさい」の星に囲まれ、包まれ、夜空を見上げるような。
市川で一つ挙げるなら私には、「私の足音」だったけど、この宇都宮では、「そうしなさい」かもしれない。
もう一曲は『11.恋の歌』でしたね。
うまく歌えないんだけど、好きで歌いたい歌、だって。
私には、なぜか泣いてしまう歌。
朝露が葉の上を転がり、すっーっと消えてゆくような映像が浮かんだと思ったら、『12.アゲイン』です。
拓郎の声は伸びやか。
『13.慕情』 この日の歌には、好きだのそうでもないだの、言えない。
『14.新曲・・タイトルわからず』 フォーラムあたりで、この歌で、みんな立ったら・・・そう思っていたけど、なんもなんの。聴きなれない歌にも関わらず、しっかり立って、ノリノリの宇都宮。
拓郎は「してやったり」の表情なような。
MC〜
こんなことをやっていたら全国ツアーになってしまう、と言ったのは、どういう話の流れからでしたっけ?
ツアーは卒業しても、音楽はやめない。音楽の中にいる。
またいつかコンサートをやるのではないかと感じたのは、私だけ?
『15.純』だ!
「純情」はやっても「純」はやらない。私もそう書いていたのは、2004年頃でしたっけ?「豊かなる一日」のボーナスCDには入っていたと思うけど・・どこやったっけ?
今、「純」です。「純」を忘れている人もるかもしれない。
そこのけ、そこのけ、お通りだ・・・王様が?
〜メンバー紹介〜
紹介されて演奏する、そんな場面が楽しいと思うようになったのは、最近?昔は、ただ拓郎の姿と声があればいい、くらいしか思っていなかったから。
♪遊びに行きませんか 僕らと一緒に 歌ったとたん、電気消えて終わる。騙された、と思うんだけど、嬉しい。
続いて、『16.ガンバラナイけどいいでしょう』
♪ガンバラナイけどいいでしょう〜場内、合唱になるんですよ。拓郎は、その部分、自分では歌わず、楽しんでいたような。
〜MC
終盤にさしかかる。ラストはなんでしょう?
『17.この指止まれ』 すでに、コーラスと同じように、指を回す人多数。トンボ、捕まえるんじゃないんだから、なんて、私は、もう言わないよ。
聴いていた年代、時代、というものがあるならば、私は、この歌から外れているもの。
『18.心が痛い』 私には、むしろこっちだ。等身大の意味だという「176.5」。
〜アンコール〜
紺のシャツに着替えてる。今回の衣装のシャツは、生地がトロンと柔らかく重みもありそうで、黒は黒々してなくて、紺は、ネイビーでもなく、いわゆる紺でもない。
グレーがかった紺なのです。よく似合ってると思う。
『19.人生を語らず』
あれ?「ありがとう」やらない。
『20.今夜も君をこの胸に』
大人のラストだ。
さっき、「竹田企画」読んだ。 「サンキュー!宇都宮」
そしたら、早く書き終わりたくて、すっとばし。
私の話なんか、余計
ただ、これは書きたい。
一曲減らし、MCも充実していながら、少々短めだったのは、バスの時間を考えて、終演時間早めたのか、拓郎の負担を考慮したのか。
終演8:43分頃。市川よりだいぶ早かったです。
最後に、拓郎がバイバイと、ステージの前面に出てきたとき、拓郎・・痩せている。疲れが顔に出ている。ハッと胸を突かれたの。
勿論、拓郎は終始楽しく嬉しそうで、声もツヤツヤ、シャウトもして、最高のステージを見せてくれたけど、
疲れなんぞなんのその、乗り越えて、次も私たちを楽しませてくれるのだろうけど、
拓郎、無理しないで、と言ったらいいのか、頑張って、と言ったらいいのか、わからない。
それなのに、こんな素晴らしいステージをありがとう、しか言えないのだけど。
写真を避ける拓郎に、過剰な期待を押し付けないようにしないと。